2017年11月15日水曜日

シャープ、「8K」普及は誰のためか

日経ビジネスオンラインより抜粋
台湾の鴻海精密工業(ホンハイ)傘下入りから1年半、シャープの業績回復が鮮明に なってきた。成長に向けて高精細な「8K」商品も矢継ぎ早に投入する。時期尚早と の声も聞こえる中、なぜシャープは8Kにこだわるのか。
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低価格の業務用8Kカメラに参入


 業務用カメラは、「大昔には手掛けていたようだがほぼ新規参入といえる商品」(シャープで電子デバイス事業本部長を務める森谷和弘常務)。新商品は1台で8K映像の撮影から収録、再生などができ、高精細な8K映像を約40分連続で収録可能という。映像機器メーカーのアストロデザイン(東京都大田区)と共同開発した。

 シャープが新商品の「売り」に掲げるのが880万円(税別)という価格だ。8K事業を推進する西山博取締役は「従来製品とは一桁違う、導入しやすい価格を実現した」と胸を張る。20年度末までに業務用カメラ市場の約1割を占める3万台の販売を目指す。

 「決して赤字ではない」(シャープの森谷常務)と言うものの、戦略的に低価格を打ち出したのには理由がある。8Kテレビ普及のカギを握るコンテンツ不足を補うためだ。

 国内では18年末に4Kと8Kの衛星放送が開始されるが、8Kに対応するのはNHKのみ。民放大手や動画配信大手は4K対応にとどまる。つまり、8Kを推進するには圧倒的にコンテンツがないわけだ。シャープは自ら業務用カメラを手掛けることで8Kを推進する「仲間作り」を急ぐ考えだ。

2017年10月17日火曜日

49型で5万円台の4Kテレビ 普及に弾み


日経新聞より抜粋
家電量販店大手のノジマは高精細な4K映像に対応した49型の大型液晶テレビを5万円台から発売する。2011年の地上デジタル放送移行後に購入した人の買い替え需要などを見込み、年末商戦の目玉にする。国内テレビ市場は減少が続くが、4Kテレビは20年に需要の6割を占めるとみられる。格安タイプの発売で冷え込む市場を活性化したい考えだ。
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電子情報技術産業協会(JEITA)によると、20年の4Kテレビ市場は525万台と、16年の4倍以上の水準に拡大すると予測している。薄型テレビの国内需要に占める割合も25%から60%程度まで高まるとしている。量販店による格安タイプの登場で普及のスピードがさらに加速しそうだ。

4Kの番組はマダ地上波ではない、NHK・BSでたまにありますが?

2017年10月13日金曜日

有機ELテレビってなに?4Kとはどう違うの?

4Kテレビの疑問解決!より抜粋
有機ELテレビは、液晶テレビに必要なバックライト、プラズマテレビの特徴である放電スペースが不要で、非常に薄く作ることができます。 現在の液晶テレビの薄さ約5~7cmと比較しても、有機ELは約1/10程度となる5mmという薄さを実現しています。 有機ELテレビの映像表示は「自発光方式」。方式はプラズマテレビと同じですが、発光材料に有機物※を使います。
 有機物は電圧がかかることで発光し、その現象を「有機エレクトロ・ルミネッセンス(Electro Luminescence)=有機EL」というため、有機ELテレビという名称になりました。 主な解像度は現在の4K対応液晶テレビと同じく、4K(3840×2160)です。4Kよりさらに上の8K(7680×4320)の開発も進められています。 ※有機物=ジアミン、アントラセン、金属錯体(有機物の陽イオンが鉄・コバルト・ニッケル・銅などの金属イオンと結合した化合物)など
  パナソニック 55V型 有機EL テレビ VIERA TH-55EZ950 4K対応 Ultra HD プレミアム対応 パナソニック(Panasonic) 価格: ¥ 344,991

■有機ELパネル
バックライトや発光に必要な放電スペースが不要なため、非常に薄く作ることができます。
  • ●1画素毎に明るさを調整できるので、完全な黒を表現できる。
  • ●他の方式に比べ、構造が単純なので薄型化、軽量化が可能。
液晶テレビ(4K対応テレビ)
■液晶パネル
「バックライト」から光を出し、「液晶」で明るさを調整。光が「カラーフィルター(赤・青・緑)」を通ることで映像が表示されます。
  • ●映像が明るい。テレビサイズが豊富。
  • ●バックライトの光漏れにより、黒表現に課題。
  • ●部品が多いため、薄型化に限界。
プラズマテレビ
■プラズマパネル
電圧がかかった希ガスが放電、紫外線が出ることにより、「蛍光体(赤・青・緑)」が自発光します。
  • ●自発光なので、画素単位の明るさ調整が可能。
  • ●放電スペースなどが必要で、薄型化に限界。
  • ●画素を小さくするのが難しく、高解像度が困難。
パネルが薄くなったことにより、テレビ本体にも大きな差が出ました。
有機ELテレビは、従来の液晶テレビの約1/10の薄さが可能、重さも約10kgほど削減することができます。

2017年7月21日金曜日

格安4Kテレビが映し出す東芝の存在感

日経ビジネスより ドンキが手掛けるのは50型の4K液晶テレビ。同社のプライベートブランド(PB)「情熱価格PLUS」で展開する。最大の売りはその安さ。50型の大画面ながら5万4800円(税抜き)と、家電大手が手掛ける4K液晶テレビと比べて4分の1の価格だ。  価格の安さもあり、6月15日の発売から予約が殺到。わずか1週間で初回生産分の3000台は完売した。7月14日には追加販売を発表しており、8月下旬に1400台を出荷する計画という。 ・・・ 当時の東芝が取っていた戦略は、ディスプレーではなく画像処理による高画質化の追求や、新聞に近いテレビ番組表の表示など使い勝手の改善、そしてゲームモードの導入など多岐にわたっていた。自社製のディスプレーを持たないがゆえに、他社とは違う土俵で戦おうとしていたわけだ。  「ニッチを重ねればマスになる」。当時、東芝のテレビ事業の企画担当者は自社の戦略をこう評していた。つまり、100人のうち1人しか買わない機能でもそれがどうしても欲しい人には東芝一択になるというもの。そのニッチな機能を積み重ねることで一定のシェアになる(マスになる)というわけだ。「異端」ともいえる当時の戦略で、一時期は国内シェア2位になったこともあった。  ただ粉飾決算発覚以降は、東芝はテレビ事業で新機軸を打ち出せていない。中国美的集団に売却された白物家電とは異なり、テレビ事業は今もグループ内で手掛けている。コアなファンの支持を集めてブランド力を磨いてきたのは確かだが、今や話題になるのは他社製のテレビだけというのでは、せっかくのブランド力を生かし切れていないと言えるだろう。 ---------------------------------------------------------- 東芝よ頑張れ

2017年1月9日月曜日

8Kテレビ元年?

ここで、4kテレビ放送 来年7月スタートという記事を書いたのが2013年、そして、8Kテレビが登場しましたね。NHKでは今場所から8Kで放送を始めました。 8Kテレビは、またの名を「スーパーハイビジョンテレビ(SHV)」といい、横方向が7680ピクセル、縦方向が4320ラインの映像フォーマットのこと。 4Kの4倍にあたり、通常のハイビジョンに比べると実に16倍という超高精細映像システムで、さらに、音響システムも強化された。今までの5.1チャンネルをはるかに上回る22.2マルチチャンネルとなり、高さにして高層、中層、床面の3層に分けてスピーカをそれぞれ9個,10個,3個配置し、さらに前面の左右に2個の低域効果スピーカを配置する。これにより、その場に居るような高臨場感を体験できるようになっています。 パソコンで8Kを再生するソフト「5KPlayer」というのもあり、YouTubeも8kに対応している。 シャープが目指す8kテレビ